旅のエッセイ presented by Naoyuki Honzawa

初秋の北海道 Vol.2 富良野・美瑛

共通写真データ:キャノンEOS-1・EF28〜105ミリ・フジクロームプロビア100


夕暮れの十勝岳連峰を望む

9月16日、午後2時すぎになり急いで小樽を出発した。富良野に着くころには太陽もかなり傾き、本当は美瑛の深山峠など、高いところで夕暮れを撮りたかったのだが、たどり着けず、中富良野の広大な畑の中での撮影となった。民家といい雲といい、結果としてよい写真になったのではなかろうか。


夕焼け、中富良野にて

前の写真の場所で、太陽が沈んでから、そのまま逆を向いて夕焼けを撮った。印象的な夕焼けだった。


紫の畑

9月16日朝、美瑛方面へ出発、途中ファーム富田に寄る。ラベンダーの季節ではないが、いろいろな植物がひっそりと育っていた。


ブルーサルビアのなかに...

かんのファームにて。これはラベンダーではなく、ブルーサルビア。一面の紫の中に、なぜか白い花が頑張っていた。


マイルドセブンの木、曇りの日

有名な美瑛の丘。麦の収穫が終わったのか、パッチワークのよう、とはいかなかったのは仕方ない。それにしてもこころ落ち着く風景だった。


マイルドセブンの木を見上げる

前の写真と同じシラカバの樹である。雲のすき間からのぞいた太陽によるシルエット。


丘と丘の間の道路

美瑛の丘を30年以上も撮り続けた写真家・前田真三の作品を展示している「拓真館」の帰りに撮った。拓真館の写真の数々を見た30分くらいで、フレーミングや絞りの使い方など、多くのことを学ぶことができた。素晴らしかった。


企画・制作:本澤なおゆき
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