第1回 スタジオ・クランベリー MIDI コンテスト 試聴会・座談会

 8月2日に都内某スタジオで行われた試聴会・座談会の模様です。

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本澤: いやあ、良かったですねえ。最初から5つもの作品が揃って、しかもなかなかの力作揃いで。どうですか、斎藤先生。

斎藤: どんな音楽か聴くのが楽しみです。

本澤: それでは早速聴いてみましょう。最初の作品は、なんと一般の方からのご応募なんです。この作品は Roland の SC88 Pro の指定なので、ここにあるSC8820で聴くことにします。

<作品1> 激辛(ゲキカラ)2000!!  中村 康隆

本澤: スゴイ迫力ですねえ。この曲は MIDPLUG などのソフトシンセでもそれなりに楽しめますが、SC88 Pro で聴くとピヨピヨ感とかウネウネ感とかが出てきて、迫力があります。まさに激辛! 先生いかがですか?

侘美: う〜ん。ロック魂を感じますね。アヴァン・ギャルディスティックマイヤーというか...。

本澤: 何ですかそれ、先生。

斎藤: タイトルの印象そのままですね。これはぜひ大きなスピーカーで聴いて欲しい。

本澤: うん。応募作品がこんなにレベル高いとは...。さて、続いての曲もまた応募作品のようですが...。

<作品2> curry de amigo Hidebow

斎藤: テクノですねぇ。きっと青春時代をテクノサウンドでお過ごしになった方でしょう。人生絵模様さまざまなり。

本澤: なんか南国で食べるマイルドなカレー、という感じですね。こんなカレーがあって安心しました。

侘美: ハウス・バーモンドカレーの辛さの表示で1番か2番の辛さでしょう。

本澤: お、先生いい表現ですねえ。ところであの単位って、会社が変っても共通なんですかねえ。互換性があるか、というか。

侘美: ハウスの2番とグリコの3番が同じとか?

斎藤: ところで Hidebow って誰なんですかねえ。

侘美: ........。

本澤: 次のは、私めの曲なのですが、適当に聞き流しましょう。

<作品3> カレーライス 本澤なおゆき

侘美: 直球勝負で来ましたね。次の投稿者のよい参考になるでしょう。

本澤: 押しの強さでは負けないつもりなんですが。

斎藤: これはブルースですな。ブルースはいつまでも聴いていたい感じを起こさせますなぁ。

侘美: タブラがいいね。

本澤: あれは実はどんな環境でも鳴るようにボンゴで打ち込んだんです。


斎藤・本澤 iBookの前で

斎藤: ボンゴとタブラで「ボブラ」ですね....。

侘美・本澤: ...........。

本澤: さて気を取り直して、お次はいよいよ斎藤先生の作品です。どうぞ。

<作品4> カレーライス 斎藤 浩

侘美: 三段論法で来ましたね。展開が素晴らしいです。ピアノだけというのがストイックでいいですね。

斎藤: 作っている時は喜劇チックかと思っていたんだけど、こうして5つ並べてみるとそうでもなく、変に美しめに感じてしまいます。

本澤: なんかアメリカのカートゥーンのようだ。正統派って感じ。冒頭の部分はフランス風カレーマルシェかな。終わりの「ひーっ」というような異常なテンポの速さがグッドですねえ。


作品に聴き入る侘美・斎藤

本澤: さて、とうとう最後の作品となりました。この試聴会最後を飾るのは侘美先生の作品です。さあ聴いてみましょう。

<作品5> 交響譚詩「印度呵哩」 侘美秀俊

本澤: ドラマがありますねえ。これはいったいどういうコンセプトなんですか?

侘美: 描写音楽。エレジー。哀歌。切なさを表現してみました。

本澤: おう、そうですか。曲紹介文の文学的センスがいいですね。それにしても、なぜ店のオヤジは中国人なんですか? なぜファイティングポーズなんですか?

侘美: .......。

本澤: やはりアレですか。某雑誌のDTM用語集とか、これからは文筆活動に専念しますか?

侘美: .......。

斎藤: 最後のチューブラベルが秀逸ですね。

本澤: そうそう。あれは他の楽器よりちょっと遅らせているよね。

侘美: うん、半拍遅らせているんです。ドソロですね。そうそう、カレーといえば帯広のインディアンカレーっていう店のシーフードカレーとエビカレーがお薦めなんですよ。

本澤: いきなり来ましたね。何でお薦めなんですか。

侘美: カレーが濃いんです。あれはぜひ食べるべきです。

本澤: 簡単に北海道になんて行けませんよ、先生。

斎藤: ところで、そば屋のカレーってドロドロで黄色いよね。なんでああなんだろう。

本澤: きっと片栗粉が入っているんだよね。なんか話がまとまんなくなってきたなあ。まあ結論を出すとしたら、「結局みんなカレーが好き」っていうことですかね。

侘美・斎藤: そういうことですね。

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